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2025年度 研修旅行報告

 
2025年 6月6日~7日 場所:伊香保温泉「ホテル天坊」

 今年の研修旅行は総勢40名が参加して6月6日(金)~6月7日(土)に群馬県の伊香保温泉に泊まりました。東京から大型バスをチャーターして群馬県内の名所を巡り、ホテルでは特別企画の落語公演と懇親会で大変盛り上がりました。

█ 東京からチャーターバス
 今年は社友会発足40周年なので、研修旅行もバスガイド付の大型観光バスをチャーターして、東京駅出発帰着のバス旅行になりました。バスの後部座席は対面型のサロンになっていますので、乗って直ぐに元気な“乾杯”の声が聞こえてきました。

 バスは東京駅を出発して、高崎駅で長野や新潟からの参加者を乗せて、楽しい1泊2日の旅が始まりました。

 初日の観光は、世界遺産「富岡製糸場」を現地のボランティアガイドの案内で見学しました。明治時代初期に日本の養蚕業の近代化のための国策で作った歴史的施設をより深く理解することができました。

 富岡製糸場の近くの「こんにゃくパーク」に立ち寄り、こんにゃくの生産工程を見学しました。衛生管理と無人化が進み、かつての松下電送の工場ラインと比較する参加者も多くいたようです。
 そしてこんにゃくで作った田楽、ラーメン、焼きそば、デザートなどの各種こんにゃく料理による“こんにゃくバイキング”を楽しみました。

 こんにゃくパークは入場無料で、こんにゃくバイキングも無料ですが、最後に土産物売り場があって、「無料では申し訳ない」と言いながら多くの人が買い物をしていました。

█ ホテルにて
 15時過ぎ、バスは伊香保温泉「ホテル天坊」に到着しました。自家用車で直接ホテルに来た6人と合流して、総勢40名になりました。それは奇しくも社友会40周年と同じ数字です。

 今回はその40周年記念ということで、特別な企画を用意しました。
 落語家「立川ういん」に社友会のためだけに東京から来てもらい、落語公演会を開催しました。立川ういんはテレビでお馴染みの「立川しらく」の愛弟子で、若手の有望株と評されています。
 演目は2つで、間抜けな泥棒が入った家でいいようにだまされる「転宅」、そして飲酒を取り締まる役人と酒屋との攻防が面白い「禁酒番屋」でした。約1時間の落語公演は大喝采で終了しました。
 朝早くからたっぷりとビールを飲んでいた参加者たち全員が全く眠らないで聴き入っていたことに、プロの落語家の実力を感じました。


 18時からは恒例の懇親会ですが、例年と異なる点は、先ほど落語をしていただいた立川ういんにも懇親会に加わってもらったことです。普段一緒に酒を飲む機会もない落語家と盃を傾け、記念撮影をするのはまさしく40周年記念にふさわしい懇親会となりました。

 そして2週間前に開催された40周年記念のゴルフコンペの表彰式も行われました。景品は「MGCS社友会40」のネーム入りボールで、そのプレゼンターを立川ういんにお願いしました。プロの落語家が何か一言を付け加えて景品を渡す訳ですから、表彰式も大いに盛り上がりました。

 懇親会の後はいつものように二次会で、3部屋に分かれて集まり、夜遅くまで盛り上がったことは容易に想像できると思います。

█ 翌日は石段から始まる
翌日は朝8時から伊香保温泉の名物の石段の散歩です。散歩といっても365段の石段を登るといういささかハードな散歩なので、全員ではなく健脚自慢の希望者21人が参加しました。そして帰りに石段下でバスがピックアップするという散歩企画です。

 石段散歩組がホテルを徒歩で出発しようした時にアクシデントが発生しました。ホテルの玄関にバスを寄せようとした運転手が、駐車してあった車と接触事故を起こしてしまいました。
幸いにして大事に至らずに済みましたが、警察の現場検証などで遅れが生じて、石段散歩組と時間調整の連絡を取るなどのちょっとした緊迫感を味わうことになりました。

 それでも何とか9時過ぎにバスは出発でき、石段散歩組をピックアップして、榛名湖に向かいました。榛名湖畔でバスを降り、標高1084mの榛名湖と横にそびえる榛名富士を間近に見て、朝の清々しさを肌で感じました。

 そして湖畔から少し下った山の中にある榛名神社を訪れました。駐車場から神社の随神門まで結構な坂道を歩いて登りましたが、本殿まではさらに500mも坂道が続きます。出発時間が遅れたこともって、今回は随神門でUターンにしました。

それでも歴史ある神社の古い参道に新緑の木々の間から陽光が射し込むという独特な雰囲気に心が清められました。

█ 水沢うどん
 昼食は日本三大うどんで名高い「水沢うどん」を名店の大澤屋で食べます。11時前に到着しましたが、既に満員という盛況ぶりです。もちろん予約していましたので問題なく食べることができました。

 水沢うどんは強いコシ・麺の透明感・のど越しの良さが特徴ですが、ここは“つゆ”にもこだわっているようです。醤油味のつゆと珍しい胡麻タレのつゆの“つゆ2種セット”が出てきました。この胡麻タレが思いのほか美味しくて、参加者の誰かが「胡麻タレは初めてだが、実に美味い」と言って舌鼓を打って食べていました。

 昨夜の懇親会の豪華な料理、そして盛りだくさんな朝食に対して、水沢うどんのシンプルながらも上質の味が受けたようです。満足した参加者たちは土産に水沢うどんをたくさん買い込んでいました。

█ 古墳巡り
 昼食後は高崎市内の「かみつけの里博物館」を訪れ、博物館の見学と隣接する「保渡田古墳群」を見学しました。
 この古墳群ができたのは6世紀頃ですが、その後に榛名山の噴火があり、これによって火山灰が降り注いだために古墳は火山灰によってそのまま保存されました。
 そして20世紀になって上越新幹線の工事中に古墳が偶然見つかり発掘されました。古墳は火山灰というタイムカプセルから出て約1500年後に復活しました。これはイタリアの有名なポンペイ遺跡の日本版と言っても良いかもしれません。

 次は同じ高崎市内の「観音山古墳」を訪れました。この古墳は全く盗掘にあっていない希少な古墳で、石室がそのまま残っています。狭い入口から石室内に入ると内部は18℃でひんやりとしています。
 未盗掘の石室には豪華な埋葬品が収まっていましたが、現在は別の博物館に移されています。そしてそれらの埋葬品は全て国宝に指定されていることを聞き、参加者たちは1500年前のロマンに驚きを隠せませんでした。


█ 帰りも車内大宴会
 帰りは再び高崎駅を経由して東京駅に戻りましたが、帰りのバスの中でも延々と車内宴会で盛り上がりました。
 梅雨入り直前で天気にも恵まれ、やや暑いために2日間で飲んだ缶ビールの総数は178本に上り、ホテルの懇親会でのアルコール類も含めると凄い量になりました。

 今回の40周年記念の研修旅行は、参加した皆さんのご協力もあって、実に素晴らしい旅行になりました。
 幹事一同より御礼を申し上げるとともに、来年のご参加を心よりお待ちしております。
 

█ 今年の社内旅行は40周年記念のため往復観光バスとしたため例年研修初日に同時に実施していた歩こう会とゴルフコンペは別日程で実施いたしました。
下記より各報告書をご覧いただけます。
5月10日(土)歩こう会「塩原渓谷遊歩道を散策(一泊旅行)」(歩こう会ページへ)
5月23日(金)ゴルフコンペ「千葉新日本ゴルフ倶楽部」(ゴルフコンペページへ)

█ 研修旅行の各イベント写真は下記コーナーにてご覧ください。
6月6日(金)高岡製糸場
6月6日(金)こんにゃくパーク
6月6日(金)落語公演会
6月6日(金)懇親会
6月7日(土)伊香保温泉石段
6月7日(土)榛名湖
6月7日(土)榛名神社
6月7日(土)水沢うどん大沢屋
6月7日(土)八幡塚古墳&博物館
6月7日(土)観音山古墳

高岡製糸場

こんにゃくパーク

落語公演会

懇親会

伊香保温泉石段

榛名湖

榛名神社

水沢うどん大沢屋

八幡塚古墳&博物館
保渡田古墳群かみつけの里博物館

八幡塚古墳