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2017年5月7日から6月7日までの1か月、欧州1周フライト&クルーズを経験しました。 |
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■寄港地のハイライトと覚書 |
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<ロシア・サンクトペテルブルク> 2017年5月30日寄港 |
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大都市です。第二次転戦中にドイツ軍に900日も包囲され、街は砲撃と空襲で大きな被害を被り、70万人の死者が出たそうですが、復興目ざましく、そういう不幸な歴史は感じさせません。
旅行シーズンであるため、港内には各国からクルーズ船が入り、寄港日は1万人が上陸したそうです。どこに行っても、観光客で長蛇の列でした。
入国審査が一番厳しかったのはロシアです。長大な国境線を持っているため、警備も厳しいのだと思います。 |
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サンクトペテルブルク・皇帝の夏の離宮 |
血の上の教会(ロシア正教) |
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<フィンランド・ヘルシンキ> 2017年5月31日寄港 |
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サンクトペテルブルクとタリンの中間のような街です。こじんまりとした清潔な地方の小都市といった風情です。教育や社会福祉制度の充実で注目されることの多い国ですが、外見からはそういうことは見て取れません
フィンランド湾をクルーズしましたが、湾内の島の多くはスウェーデンやロシアが造った要塞です。
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<エストニア・ターリン> 2017年6月01日寄港 |
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国の人口130万、首都のターリン市の人口40万人。吹けば飛ぶような小国ですが、戦略的に重要な地理条件があることから発展しています。モスクワオリンピックでは、バルト3国はソ連領であり、ソ連のセーリング競技センターがありました。
こじんまりとした旧市街はほかの町にはない魅力にあふれていました。ツアーのランチはドイツ風の料理であり、欧州域内の文化的つながりの深さを物語ります。 |
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<スウェーデン・ストックホルム> 2017年6月02日寄港 |
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1980年代に仕事で10回近く訪問しているのですが、いつも、仕事が終わればすぐに他国に移動していました。ストックホルム市内をゆっくりと観光したのは今回が初めてですが、こんなにいい街だとは知りませんでした。リガ、ヘルシンキ、ターリンなどと比べて、街のつくり全体がどっしりとしていて、豊かさにあふれています。似ているけどどこか、微妙に違うのです。
ツアーのコースに今の王様の御殿が含まれていたのですが、庭園がベルサイユ宮殿を思い出させるような豪華さでした
王家は、ドイツやデンマークなどヨーロッパの各国との婚姻が多く、今の皇后もドイツ人です。子供が3人いて、一番上が女性。この国では、性別に関係なく一番上が跡取りです。この娘は結婚しており、一番上が女性(ビクトリア)。ですから、スウェーデンは、今の王様が退位したら、2代続けて女王の国になります。
寄港日は、学校が終わって夏休みに入る日であり、高校3年生の卒業でもあります。トラックの荷台に乗り、市内に繰り出して大いに飲みに行く姿が多数みられました。今日は金曜日。労働者はフレックス制を利用して早く出勤し、3時過ぎには退社して週末を過ごします。クルーズ船の大量入港とも相まって、街のレストランもにぎやかです。
第一外国語は英語。小学1年生から英語を習うので、ここの人は、みんな英語が上手です。 |
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<ノルウェー・ベルゲン> 2017年6月05日寄港 |
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ベルゲンはこじんまりした漁港であり、世界遺産です
世界最大のフィヨルドを訪ねる旅の起点でもあります。バス、フェリー、高原列車、バスでぐるりと1周するのですが、圧巻の景色に感動の連続でした
•険しい断崖絶壁はペルーのマチュピチュを思い出させます。見わたすかぎり針葉樹と山羊の放牧地に囲まれたなだらかな高原地帯は、スイスの田舎を高原列車で旅行するのとほぼ同じ景色です
JTBのツアーでやってきた日本人団体客とヘルシンキ空港で出会いました
中国人、韓国人客も目立ちました
最終日にノルウェーで泊まったホテルは全体が電子化されており、カードで部屋を出入りするだけでなく、エレベーターのスイッチを押すときも使います。バーの支払いもクレジットカードです
ヘルシンキ空港で、電子化された旅券審査を経験しました。対象国は、日本、韓国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドです。パスポートの写真のページをスキャナーで読ませ、カメラで顔写真をとって照合します。最後に検査官がスタンプを押すのですが、これは、人件費削減よりも、顔写真の照合を強化することが目的と思われます |
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■成田に着いて |
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京成特急で帰ったのですが、車窓から見える景色は緑が多く、田んぼには水がはられ、水が豊かな国だという印象です。日本は「瑞穂の国」です。自然の美しさは、どこの国にも負けません |
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以上 |
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