パナソニック電送社友会　写真館

　群馬県桐生市の宝徳寺は“床もみじ”で有名です。床もみじとは、床板に紅葉（もみじ）が映り込む風情ある景色のことで、京都の寺では多く見ることができますが、関東ではあまりみかけません。
　その宝徳寺の境内に入ると、もみじがとても綺麗で、もみじ以外にも鉢植えの花や石庭、灯篭や洒落た地蔵が何体もデザインされて配置良く置かれています。
　そしてお目当ての床もみじは、寺の一番奥にあって、多くの参拝者で賑わっています。磨き上げた床に庭のもみじが見事に映っていて、実に風情があって美しく、その景色に引き込まれていくという感覚に陥ります。私は、正直このような景色は見たことがなく、とても感動しました。

2025年12月

　2025年12月