会員便り

第2回沖縄便り

2012年9月14日 
赤城 幸一  

 

 第2回目の沖縄生活をご紹介したいと思います。
7月から10月のかけては私の村では国頭村祭り(有名な歌手やゲストが多数出て2日間開催されます)、各地区豊年祭、夏祭り等行事が目白押しです。沖縄の行事はほとんど旧暦で行われます。
従いましてカレンダーも旧暦が書いてないものは、こちらでは役に立ちません。

  私が住んでいる奥間地区では350年以上の伝統のある大綱引きと豊年祭が1年おきに開催されます。
今年は奥間大綱引きの年に当たり、準備に忙しい毎日です。

  奥間地区を半分に分け、北軍と南軍に分かれて勝負します。

  北軍、南軍地区の人間総出で縄を作り、それぞれが親綱60mx3本、子綱16mx15本を藁から編み上げ、最後の組み上げは綱引き当日に行います。かなり太い縄になります。

 
北軍の子綱つくり風景
 

 隣村の大宜味村(おおぎみそん)では国の重要無形文化財であるウンジャミ(海神祭)が9月11日に行われました。

 無病息災、豊作豊漁を祈願したこの行事は毎年行われ、近隣から大勢の人々が見に来ます。
因みに私の家からは車で10分ぐらいのところです。

 
   大宜味村塩屋湾周辺の3つの集落の青年(?)たちが、それぞれの爬龍船で競い合い、各集落の女性たちが胸まで水につかり太鼓や歌で応援合戦を繰り広げました。
   
 

 さて私の住んでいる国頭村奥間地区に話は戻りますが、大綱引きは旧暦8月15日満月の日に行うと決まっていますので、今年は9月30日の夜になります。まだまだ日中は暑く、秋の気配はあまり感じません。

  先日の大型台風15号の影響かと思いますが、このところ蝉の声が聞こえませんでしたが、又少しずつ聞こえ始めました。 国頭村では、ある種類の蝉は11月末ぐらいまでなきます。
 内地では聞いたことの無い鳴き声です。

 私の庭からの景色と先日たまたまですが虹が出て、片方の端が私の家に架かっていましたので写真に撮りました。写真では見づらいかもしれませんが、ダブルレインボウになっています。

 

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