パナソニック電送社友会
会長 青山 陽次郎様、会員各位
前略、昨日5月11日は、震災2ヶ月目に当たり、各地で犠牲者に対する慰霊の黙祷がなされております。
野蒜では、自衛隊の方や警察の方の手により、東名運河を塞き止めて行方不明者の大がかりな捜索が行われておりますが、
小生家族3人は、娘の官舎にお世話になり仮設住宅の入居を待ちわびております。
昨日、依岡様から、「青山会長様からの義援金贈呈の言葉」を添えていただき188名の皆様の善意と激励のいっぱい詰まった、過分な義援金を家内共々頂戴いたしました。
わざわざ依岡様に、仙台におはこびいただき誠に恐縮しております。
心から厚くお礼を申し上げます。
佐々木家の再興は、これからですが、これまでの家跡地は、建築規制がかかっており集団移転等がとりざたされておりますが、市の再建計画は9月まで出る予定です。
いずれにしても長期戦になると思いますので8月に予定される仮設住宅に入り、ささやかな自分の家を古里に作りたいと考えております。そのときに、義援金を使わせてもらいたいと考えております。
パナソニック電送勤務中も多くの先輩・同僚の皆様に迷惑をかけたり、お教えを賜り、働かせてもらいましたのに、退職後にもこのようなご支援いただきましたことに、重ねて家族一同深く感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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