世界一周クルーズ ブラジル
2026年 2月 18日
植木 圭二
█ モンテビデオ
ウルグアイの首都「モンテビデオ」に寄港しました。本日はウルグアイのワイン工場の見物とそこで造られたワインの試飲に行きます。
南米の街はヨーロッパ人によって造られましたが、ヨーロッパ人の食生活にはワインが必須で、
船で運ぶと劣化することも多く、南米各地でワイン造りが広まりました。
チリなどに比べてウルグアイ産のワインは日本ではあまり出回っていませんが、かなり大規模にワインを造っています。
私が驚いたのは、昔はワインを造るためにコンクリート製の樽を使用していたとのことで、
それを利用してワイナリー見学に来る人々の宿泊施設にしたというもので、牧歌的な雰囲気がとても気に入りました。
もちろんワインも料理も上等で、思わず飲み過ぎてしまいました。

【モンテビデオのワイナリーのコンクリート製の樽を利用した宿泊施設】
█ サントス
ブラジルのサントスに入港し、市内観光です。「モンチ・セハーの丘」に登るケーブルカーに乗りましたが、
とにかく暑くて、久しぶりの真夏の日差しが堪えます。
サントスはコーヒー豆で有名で、かつてコーヒー豆の取引所が博物館になっています。
取引をしたメインホールの天井には大きな綺麗なステンドグラスがあります。
ここではコーヒーを買う観光客も多いので、私も買ってしまいました。

【コーヒー豆の取引したホール】
その近くの駅から旧市街地を巡る路面電車があります。
世界各地からプレゼントされた電車が走っており、日本の長崎のものもありました。

【旧駅舎の前に着いた長崎の路面電車】
ブラジルで最も有名な人はサントスが生んだサッカーの英雄のペレでしょう。
その功績をたたえた「ペレ博物館」があります。個人の博物館で世界中から人が来るというのは本当に凄いことです。
果たして日本人のスポーツマンで世界レベルの人がいるのでしょうか。考えてみてもちょっと見当たらないです。
でもひょっとしたらいずれ大谷翔平になるかもしれませんね。

【ペレと私】
世界一長い海岸「ゴンザカ・ビーチ」に来ました。とにかく広くて、7kmも海岸線が続きます。
単に長いだけではなくて、砂浜が広くて、私はこんな広いビーチを観たことがありません。
それにしても女性は老いも若きもスタイルに関係なくにビキニを着ています。それも布の部分が極めて小さいものばかりです。

【ゴンザカ・ビーチ 遥か彼方にビーチパラソル、そしてビル街】
█ リオデジャネイロ入港
リオデジャネイロに入港しました。この時期のリオデジャネイロはカーニバル見たさに地元やブラジル中だけでなく、
世界中から観光客が来ています。
港の周辺を散歩に行きましたが、少し街の中に入ると、お祭りムード一色です。上半身裸の男たち、
ビキニ姿でTバックのきわどい水着の女性たちがわんさかと集まっています。
私は不用意にもそこに入ってしまい、全く身動きが取れずに、裸同然の群衆に囲まれてしまいました。
それはまるで日本の満員電車、身の危険さえも感じてしまいます。
リオデジャネイロは夏真っ盛り、そこで「コパカバーナ海岸」に行きました。ここでも女性の水着は老若問わずに、
きわどいビキニで、見ていて実に気持ちいいです。砂浜は綺麗で白く細かい砂がとても印象的でした。

【コパカバーナ海岸】
█ コルコバードの丘
有名なコルコバードの丘に登る登山電車駅に行きました。駅は観光客でごったがえしています。
私はインターネットで事前予約していましたが、予約が無いといつになるか分からないようです。
ここから登山電車でコルコバードの丘に登ります。
ここは“丘”と言うよりも“岩山”です。それも大きな一枚岩のような絶壁の山の頂上にキリスト像が立っています。
その像はリオデジャネイロの街を見守るように立っています。

【コルコバードの丘のキリスト像】
実に巨大で頑強な像です。像の前の猫の額ほどの平らな部分に観光客でごった返して写真を撮っていました。
このキリスト像は実は教会になっていて、私は旅の安全を祈願してきました。

【コルコバードの丘からリオデジャネイロ市内を見る】
船に戻って、夜になるとコルコバードの丘のキリスト像がライトアップされています。
さらに9時を過ぎたら赤く染まっていました。
█ リオのカーニバル
この時期のリオデジャネイロは街中の至る場所でカーニバルが繰り広げられています。
ただ有名なのはメイン会場で行われるコンテストです。ここに出場するチームは地域に根差したサンバチームで、
その人数は1チームで約4000人、1年をかけて踊りや太鼓、山車の準備をするとのことです。
1日に4チームが躍ります。それが数日間続きます。
コンテストなので審査されて、その結果上位6チームが最後の土曜日に再び踊るとのことです。
カーニバルのコンテスト会場に行きます。とにかく凄い交通渋滞と人出です。
夜10時から始まるのですが、9時前に到着しましたが、既に会場は熱気に包まれています。
そしてコンテストがいよいよ始まります。太鼓の音が地響きのように体の足元から響いてきて、とにかく大迫力です。
出演者も観衆も皆踊り出しています。
高さ20~30mはあるだろう、大きな山車が5~6基も登場します。その山車の上でも何人も踊っています。
落ちないのが不思議なくらいにエキサイティングに踊っています。大勢の踊子たちに交じって、大きな山車も5~6基も出てきました。
10時から始めて1時間30分程で演技が終了します。これで終了になるが通例ですが、これで1チームが終わりました。
次のチームになる前に掃除する人たちが約10分で掃除して、落ちたゴミや、紙吹雪、山車の破損した部品などを回収して綺麗にします。
そして2チーム目が始まったのは0時過ぎです。それゆえ最終は明け方に終了します。そんなことが連夜繰り返されるからすさまじいです。

【リオのカーニバルのコンテスト】

【山車のひとつ】
私は2チームを見終わってから船に戻りましたが、真夜中の3時でした。船に戻ってもサンバのリズムを刻む太鼓の音が響き渡っていました。
窓を閉め切ったキャビンにいても聞こえるのだから凄い音です。
█ 大西洋へ
リオデジャネイロ港を出航しました。1時間程経った頃に船が港に戻るために転舵しました。
船内放送では怪我人が出たので陸の病院でないと治療できないので急遽引き返すとのことです。
頭を包帯でぐるぐる巻きにした患者がボートに移った写真を友人が見せてくれた。
これからリオデジャネイロを出航してアフリカ大陸目指して大西洋をひたすら東に向かって進みます。
東に向かうと言うことは時差調整をすることになり、南米大陸に入ってからしばらく続いた時差(日本時間は-12時間)は本日で終了です。
そのため本日は23時間で1日が終わり、明日から日本との時差は-11時間になります。
「旅のチカラ研究所」のホームページを是非ご覧ください。
http://tabinotikara.com/index.html
植木 圭二