世界一周クルーズ ペルー
2026年 1月22日
植木 圭二
█ ある日の始まり
私の船上の1日はウオーキングで始まります。船を一周できる7階のデッキは、約530mあって、私は海を見ながら5週程度回ります。
この毎朝のウオーキングは景色も良く非日常で楽しいのですが、地面(甲板)が揺れるので注意が必要です。

【朝の7階デッキ】
7時15分からプールデッキで行われるラジオ体操に参加します。当初はラジオ体操の参加人数は500人くらいましたが、
最近は200人程度になっています。乗船当初の乗客たちは何でも参加してみようと意欲を燃やしていましたが、
そろそろ落ち着いてきたのかもしれません。
そして次は朝食です。レストランは和食を出すレストランと、洋食を出すレストランと、ビュッフェスタイルのレストランがありますが、
朝の私はほとんど和食のレストランに行って和定食を食べます。

【朝食の和定食】
█ イルカに遭遇
イースター島からペルーへ向かう南太平洋で何気なく海を眺めていたら、船に並行してイルカが30頭くらい泳いでいます。
私は思わずシャッターを押しました。イルカとの遭遇はそれほど珍しくないのですが、クジラは滅多に遭遇しません。
今度はクジラとの遭遇を期待して海を眺めることにします。ついでに書くとトビウオは多く見かけます。

【イルカ】
█ 夏祭り
夏まつりが開催されました。真冬の日本では大寒波襲来のようですが、こちらは南半球で真夏です。
船内には浴衣持参の人も多くいますが、浴衣の貸し出しもされており、多く人たちが浴衣姿で夏祭りを楽しんでいます。
特に外国人客の浴衣姿が多かったような気がします。もちろん私も浴衣姿で参加しました。
夏祭りのメインイベントは盆踊りで、異常な盛り上がりを見せています。踊るのは東京音頭、炭坑節、ドラエモン音頭、
そしてなぜか荻野目洋子のダンシング・ヒーローが非常に受けていました。
みんな実にいい顔をしています。船上の夏祭りは解放感があって、皆はじけ飛んでいると言ったところでしょうか。

【夏祭りの盆踊り風景】
█ ペルー入港
ペルーの首都リマに隣接するカヤオ港に入港しました。ペルーの太平洋沿いは砂漠地帯で雨があまり降りません。
加えて沖合には寒流のペルー海流が北上しているために霧が発生し易く、霧の中の入港になります。
赤道に近いので、まぶしいはずの太陽が優しく迎え入れてくれます。
有名なナスカの地上絵は紀元前から描かれたそうですが、雨が降らないので雨による浸食がなく長期間保持されています。

【霧のペルー カヤオ港の朝】
█ ペルー観光
ペルーには有名なマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵、インカ帝国の首都だったクスコなどがあります。
そのために船は4日間も停泊するので乗船客の多くはそれらの観光地に出かけて行きます。
ただ私は数年前の南米旅行でそれらを巡っているので、今回は行かないでのんびりしています。
尚、ペルーの観光地や歴史、食事のことなどは旅行記「南米の旅2020」に詳しく書いていますから、
旅のチカラ研究所のホームページから入ってご覧ください。
█ リマ
それでもどこにも行かないのはつまらないので、リマの旧市街地を訪れました。
その中心はアルマス広場で、周辺には大統領官邸やカテドラル(大聖堂)があります。
このカテドラルはインカ帝国を征服したスペイン人「フランシスコ・ピサロ」が礎石を置いたというペルー最古のものです。

【アルマス広場のカテドラル】
█ タクシーで市場へ
船内で知り合った友人たちとカヤオ港近くの市場に行きました。市場はタクシーで行く距離で、
ペルーのタクシーはメーターがなく、全て交渉で価格が決まります。
市場はアウトレットのようで、食料品、衣料品、スポーツ用品、何でもあって喫茶や食事もできます。
マクドナルドがあったのでビッグマックの値段を見たら日本円換算で約1000円ということで日本よりも高いようです。
今まで何カ国見てきましたが、日本の物価が一番安いようです。
ただ果物や野菜はその数や品種が実に豊富です。バナナだけ売っている店が並んでいるかと思うと、
トマトだけとか、ジャガイモだけとか、驚くべき数です。価格はざっと日本の1/10程度でした。

【バナナだけ売っている店舗が並んでいる】
帰りもタクシーに乗りました。小遣い稼ぎのいわゆる白タクのようです。
運転手は10米ドルを要求してきましたが、当方は3人なので、6米ドルにしてもらいました。
ところが目的地直前の交差点で、信号が赤になったのに突っ込んでいきました。
すると右からやって来た車と衝突してしまいました。
私は助手席に座っていましたが、幸いにしてケガはありませんでした。
小遣い稼ぎのつもりだったようですが、とんだことになりました。
それにしてもその後の事故処理が日本と全く違います。たまたま近くにいた警官が運転手に事情聴取していたと思ったら、
10分もしないうちにタクシーは去っていきました。ぶつけたもう1台の車もいません。
現場の写真撮影も運転手同士のアドレス交換もなかったようです。この程度の交通事故は日常のようです。

【私たちが乗ってきたタクシーと運転手と警官】
「旅のチカラ研究所」のホームページを是非ご覧ください。
http://tabinotikara.com/index.html
植木 圭二