2018年1月28日 植木 圭二
本日は1月28日、オーストラリア大陸の南を航行中です。横浜港を出港して20日経ちます。 関東地方の寒波のニュースをインターネットで見ていますが、こちらは日焼けの心配です。
■1月19日インドネシア バリ島寄港 私たちは6人でタクシーをチャーターして市内に向かうことになり、チャーター費用は10時間で100万インドネシア・ルピア、日本円にして8400円一人1400円です。 最初に行くのは世界遺産のタマンアユン寺院。バリ島はイスラム教徒が多いインドネシアにあってヒンズー教の島で、15世紀以降この地域の島々がイスラム化される中で隣のジャワ島などからヒンズー教徒がこの地に集結しバリ・ヒンズー教という形で現在まで信仰が続いています。
■1月24日25日オーストラリア パース寄港 本日は快晴、最高気温28℃、最低気温の19℃という絶好の上陸日和です。そしてオーストラリア大陸初上陸の地はフリーマントル。フリーマントルは西オーストラリア州の州都パースの外港として栄えたという小さな港町です。 この街はともかくきれいです。近代ヨーロッパ風の建物が続き、歩道も広い。電信柱もなく、過度な広告看板もないので落ち着いた雰囲気がします。まるで北欧の街のような感じですが、太陽が燦燦と降り注ぎ、街路樹にはフェニックスも見受けられます。街行く人達は短パンにTシャツ姿。街には適度に流れる風も気持ち良く、気候と街路樹、自然についてはハワイのようです。ここは北欧とハワイの良いところを併せ持った感じがします。 街の中心にあるタウンホールという建物には高い塔があり、タウンホールから西に500mくらいは商店街になっており、これらの店の壁にも黄色いペンキが塗られています。この商店街のどん詰まりにある高台から商店街を振り返るととんでもない光景が目に飛び込んできます。 黄色い輪のようなものが幾重にも先ほどのタウンホールの高い塔まで続いており、クジラの骨を模したという。確かにそう言われればそんな感じもします。 街をあげてのアートというか、遊び心を感じます。
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