会員便り

オセアニアクルーズ便り(2)

2018年1月15日
植木 圭二

 

 本日は1月14日、フィリピン近海を航行中です。横浜港を出港して明日で一週間になりますが、天気は悪く船揺れの毎日です。

  ■オーシャンドリーム号
 乗船している船はオーシャンドリーム号で、総トン数35265t、全長205m、全福26.5mという船です。乗客は約1000人でクルーやスタッフは約400人です。
 
この船で私たち夫婦二人はオセアニアの国々に行ってきます。
 

■洋上コンサート
 むかし「じゅん&ネネ」という女性二人のアイドルユニットがありましたが、その片方のネネさんが乗船しており、洋上コンサートがありました。彼女は67才ということで、ノーメイクの時は普通のおばさんでしたがステージに上がったら別人になっており、女性の変身の凄さに驚きました。

 コンサートの内容は「和歌うた」というタイトルがついていて、百人一首に音楽を付けて歌うというものです。映像に音楽が流れ、百人一首の文字がカラオケ画面の歌詞のように映し出されます。
音楽は邦楽調もあれば、ポップス、ラテンと幅広く、アレンジもなかなか良い感じです。歌も上手く声量もあり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 最後のアンコール曲で、昔のデビュー曲「愛するってこわい」を歌ってもらい、私の隣の席のおじいさんは「生でこの歌が聞けるとは」と半分泣いていたのが印象的でした。

 
 

■台湾 基隆に寄港
 台湾は親日派が多く、車もほとんど日本車です。セブンイレブンやファミリーマートも多く見かけます。文化は日本文化と中国文化が入り交じっているようで日本に本当に近い国です。

  基隆の街は港町という事もあって香港に似ています。といっても香港ほど大きな街ではありませんが、喧噪の中に人々のエネルギーがあふれているという雰囲気が似ているところです。

  街の至る所に屋台や食堂があり食欲を誘う匂いが漂ってきます。自動車やバイクのクラクションが飛び交い、大きな声で話している店の店員、みんな忙しそうにしていますが、なぜか笑顔が絶えないところが印象的でした。基隆は活気があります。

 
 

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