歩こう会

第46回歩こう会「葛飾柴又〜矢切の渡し」 

平成28年2月
倉田 達郎

  去る2月11日建国記念日の朝10時半、東京・葛飾は柴又駅に集合。

 好天にも恵まれ、参加者総勢16名と過去最高人数となったようです。 地元葛飾にて産湯に浸かった宮崎さんの臨時添乗員の案内でスタート。
 まずは、映画で毎回出てくる「柴又駅」を背景に寅さんの銅像前にて 記念撮影です。 ところが、映っている居るのは13人と不思議な結果。

 帝釈天まで5〜6分、昔ながらの商店街の店先を覗き乍らブラリブラリ。 何処の団子屋で土産を買うか 昼食は何を食うか 呼び込みに惑わされ ながらも直ぐに帝釈天山門に到着。

 ところが、16名の小父さん大集団では他の観光客からひんしゅくを買いそうで、ここから先は2時までは、宮崎さんから配られた「かつしか柴又マップ」を片手に、自由散策としました。

 まずは帝釈天境内に、渡り廊下で巡る拝観コースがあり、 昭和4年完成の欅(けやき)造りの「帝釈堂」、 昭和10年完成の檜(ひのき)作りの「大客殿」、 「邃渓園(すいけいえん)」という大庭園を拝見。

 当時の名人が彫ったという外壁の木彫を間近にだれもが感心しきり。
 帝釈天から徒歩数分にある「寅さん記念館」と、そこに隣接する「山田洋次ミュージアム」には、寅さんが生まれ育った昭和20年代、30年代の時代背景、撮影場面、出演者の面々などを、模型や小道具、なつかしの写真、映像、クイズなど交え、我々来館者を楽しませてくれました。

 帝釈天の鐘が正午に響くなか、地元名物のそば、うなぎ、特別セットメニューなど各自の好みで昼食をとった後、2時の集合時間まで、まだ1時間程の余裕、「矢切の渡し」乗り場近くののどかで広々した江戸川河川敷で
  ・春の日差しを浴びながら軽く一杯する人、
  ・少年野球を観戦する人、
  ・細川たかしになりきって一人カラオケの人
  ・一足先に渡し舟に乗る人、
などなどあり、ここでいったん中締めとなりました。
 結局8名が櫓漕ぎ舟に揺られて対岸の千葉県側へ渡り、「野菊のこみち」なる農道を30〜40分、農業用水の川には鴨の群れ、左手には長ネギ畑が続き 誰もが何かを連想してました。
途中の「野菊の墓文学碑」前にて小休止、ところが小父さん達は純愛には全く無関心! お風呂と湯上りビールを目当てで再出発。
北総線・矢切駅前のスーパー銭湯「笑がおの湯」に到着しました。

露天風呂、サウナ、マッサージなど各自ゆったり、歩き疲れ、飲み疲れ?を癒し、 締めの「歩こ〜る会」で酔い痴れながら、次回の花見企画を論議しつつ2時間程歓談して本日は終了。 腰痛の人、膝痛の人もいて今回はゆったり、最短距離での約、8千歩のコースでした。

宮崎さん終日ご案内ありがとうございました。
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