歩こう会

 

第33回歩こう会

『小江戸・川越の桜と蔵の町を歩く』の報告

平成24年4月7日(土)
伊福 和生
 
 

 今年2回目の埼玉での開催ですが、前回と同じ12名もの参加です。
 しかしなんと、歩こう会幹事のOさん、Yさん不在の開催となりました。
  幹事不在の開催となりましたが、今回の企画をしていただき下調べも万全な立ち入りさんを幹事代行として東武東上線川越駅を11時にスタートしました。 

今回の小江戸散策コースです。

約9Kmを4時間かけてのんびりと散策しました。

 

さて、最初の目的地は、ウナギの名店『東屋』です。

駅から30分、ちょうどお腹がすいた頃に到着です。

 創業150年の名店で、年代を感じる風情ある建物のお店です。
 今では見かけないNationalブランドの3つ叉ソケットが現役で男子トイレで明かりを灯していました。

 飲んで食べて2500円、ウナギも年々少なくなってきているので、来年はこの値段では食べれないかも、ですね。

お酒も入っていい気分となり、これじゃ〜『歩こう会』じゃなくて『あるこー会』じゃない?と、だれともなく・・・・。
いえいえ、腹ごしらえもできて、これからが『歩こう会』の本番です。
  再スタート最初の訪問先は、天長7年(830)に慈覚大師円仁が開基した「天台宗別格本山 中院」です。

しだれ桜はまだ5分咲きぐらいでした。

 江戸彼岸桜が満開でした。

 名前の通り春の彼岸ごろに花を咲かせのでソメイヨシノより早く花が咲くそうです。



 日本三大東照宮の1つである仙波東照宮は、1638年(寛永15年)の川越大火で焼失したが、徳川家光の命により川越藩主によって再建され、本殿には木像の家康公像が祀られています。

 喜多院も、1638年(寛永15年)の川越大火で山門と経蔵以外の伽藍を焼失したのですが、徳川家光の命で、江戸城紅葉山御殿の一部が移築されました。

 移築した御殿には、「春日局化粧の間」や「家光公の誕生の間」がありますが、今回は見学せずスルーして次の喜多院、そして川越城跡へ行きました。

 喜多院では「春まつり」が開催されており屋台もでていて、花見をされている家族連れもいました。



 散策も残り半分、みんな疲れを知らないかのように元気に散策は進行します。

 川越城跡には、日本国内でも極めてまれな現存している本丸御殿(往時の6分の1)があります。

 本丸御殿のすぐ向いには、三芳野神社があり童唄「とおりゃんせ」発祥の地とありましたが由来は?でした。

 新河岸川沿いの桜並木を通って氷川神社へ移動です。

  川沿いの桜並木は、まだつぼみでしたが、10人乗りの和船乗り場には長い行列ができていました。

 ネットで調べたら乗船時間20分で無料だったようです。

 この氷川神社の大鳥居は木製としては国内随一の規模で中央扁額の杜号文字は勝海舟の直筆だそうです。

  神社巡りはここで終わり、最後の散策地である蔵造りの町へ進みます。

 いよいよ散策の最後、菓子屋横丁と蔵造りの町に到着です。
 

 「菓子屋横丁」は、明治から菓子製造していたが、関東大震災で被害を受けた東京に代わって駄菓子を製造するようになったのが始まりで現在20数件の店舗が軒を連ねています。 

 散策の当日は、休日とあって混雑していました。 

むかしなつかしの駄菓子がいっぱい!! 

 蔵造りの町で、地ビールとソーセージ堪能組と蔵町散策組に分かれて30分の自由行動となりました。

 蔵造りの町は、お土産屋だけでなく、
郵便局、自転車や宅急便のお店も昔づくりの店舗です。

 散策は、まだ終了ではありません! 帰りの駅までたどりついて最終です。
 最終ゴールの東武東上線川越駅へ、途中西武線本川越駅からの帰途組とわかれ、川越駅に15時到着しました。
みなさんおつかれさまでした。

----- 開 催 概 要 ------
開 催 日:平成24年4月1日(日曜日)
歩行距離:約9Km
所要時間:4時間
参 加 者:12名 (敬称略)
 青山 青柳 立入 鶴尾 古野 宮崎
 宮坂 山本 正直 森  脇坂 伊福

左の地図で今回の散策ルートを確認できます。
左の地図の左上「第33回・・」をクリックすると大きな地図でもコースをたどることができます。
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