歩こう会

第32回歩こう会

江戸情緒を求めて下町散策の旅報告

平成24年3月28日(土)
依岡  達生
 

  今年は寒さが長く続き、2月26日も朝はかなり寒く参加者が少ないのではないか?また幹事同士の連絡も悪く当日まで人数確認が出来ずに当日を迎えました。尚且つ「今回も幹事を含めて3?4 人程度の参加であれば、発展的解消も辞さない覚悟」?で臨みました。

 月島駅にで待っていると「エッ」「エッ」次から次と知った顔が改札から出てくるでは有りませんか。その数、何と12名も来ちゃているでは有りませんか!アッ、すいません言い方間違えました。何と嬉しや12名も参加です。此処で発展的…は夢と潰えました。

  さて、久しぶりの12人の団体行動です我が儘おじさん・おばさんを御せられるか少々心配ですが取り敢えずシュパーツ。

 まずは月島の「もんじゃ焼き屋」を目指します。



 時間は11時少し廻ったところ、まずは月島のもんじゃ焼屋の密集地へ向かいます。マー、何とあるわ有るわもんじゃ焼屋のオンパレードです。昔此れほどは有りませんでした、食のブームとは凄いものです。早速、青山会長ご推薦の店に行きましたが早すぎて入店拒否され仕方なく隣の店へ、此処も開店準備中でしたが客の頭数で強引に入店。昼前だと言うのに「取り敢えずビール」の声に誰からも文句も出ずまずは乾杯。
少々のつまみと二種類のもんじゃ焼を皆でシェァーしてお腹いっぱいになり、これで一人二千円はとてもリーズナブルでした。







 お腹もいっぱいになった処でいよいよ散策開始で佃島に向かいます。

 最初に訪れた所は商店街の細い路地を入った所にある佃天台地蔵尊です。狭い建屋でそこに直径一メーター以上も有る銀杏の木が屋根を突き抜けています。

 お詣りするのに一列縦隊で後ろの人と入れ替わるのに一苦労です。次の写真は入れ替わった知らないお嬢さん方でとても美形な二人でした、「何ィ!顔が写ってないだって」?「すいません!余りにも美人だったので前から映す事を忘れてしまいました

 さて、美人に後ろ髪を引かれながら江戸時代に埋め立てられた地区に行きます。ここは昔の掘割が残っていてなかなかいますが有ります。
 この赤い橋を渡って住宅街に入るとそこはタイムスリップした様な昔のままの古い家の佇まい。

 「癒されるー」!と感傷に耽る間もなく見上げた空には高層マンション群が…
いつ見ても高層ビルには和みを感じませんなー

 住宅街の突き当たりは隅田川です、最初の集合写真の後の橋に写っているのはマラソンの応援団です、ちょうどこの日は「東京マラソン」当日でした。
 大きな声援を背にして越中島を抜け門前仲町に向かいます、途中江戸末期に活躍した歌舞伎作家の鶴屋南北の住んで居た跡地を訪れました、いまは侘しい神社になっております。ここから10分行くといよいよ本日のメインイベント地「門前仲町」です、

 休日の「門仲」は大変混雑していました。最初、深川不動尊(ここは成田山正勝寺末寺だそうです)にお詣りし、
 続いて隣の富岡神社(ここはは鎌倉幕府に信仰された金沢文庫に近くにある富岡八幡宮の末社だそうですがこちらの方が大変立派です)ではガラクタ市がひらかれていました。
 神社を出て博物館に向かう予定でしたが先頭を歩くA会長と例のF君が「休憩だ!休憩だ!」と店を指差します、見るとそこは何と甘味処!「ゲッ!さっき昼間からビールだ、ビールだ!」と騒いでいたのに、なんとゆう高低差。

 でも誰一人反対することもなく小父さん、小母さん団体は若い女性グループやアベックの仲間入り、60才を過ぎた団体さんには怖いものなしです。「お汁粉」「あんみつ」と全員甘い物を堪能。



 甘味で元気になった団体さんは最後の目的地「深川江戸博物館」に向かいます。清澄通りを20分ほど歩くと有名な「深川めし屋」の近くに博物館が有ります。何故「深川めし屋」が出てくるのかと言うと、特に関係はありません、ビールを飲まず甘味処に寄らなければ 多分此処で「深川あさり飯」を食したと思いましたので書きました。

  さて、「深川江戸博物館」ですが此と言った展示は有りません、広いスペースに昭和初期の町並みを再現してあるのが「売り」の様ですが…昔の知事の箱物行政の一部のような気がします、あれ程の大きい建物ですから維持費も大変だと思います。

  最後に博物館前で記念撮影をして解散です。{写真17}お疲れ様でした。

パナソニック電送社友会 歩こう会 事務局
 
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