今回も新人一人が初参加し総勢13名で実施しました。当日は幸運にも晩秋としては暖かい好天のハイキング日和で 湯河原駅に定刻ギリギリに全員集合(ここの集合は3回目、昨年春の幕山観梅、今年1月の城山ハイク)。
駅前より「箱根」方面行きのバスに乗車し 温泉街を抜けて椿ラインの九十九折の急坂を登り「天照山」バス停で下車。
ここからスタートです。
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天照山バス停より、急坂を下る |
白雲の滝 |
真っ青な空の下 山肌を点々と紅葉の木々が見渡せて絶好のハイキング日和でした。
バス停前にある石の鳥居を潜って まず天照山神社を目指して細い山道を一列になってジグザグに下って行きました。元気な足取りでしばらく行くと滝の水音が近付いて来て 道の正面に「カヤ」の大木が その左手に落差30mのすばらしい「白雲の滝」があり 滝壺に凄い水量で水音を立てて落ちるさまは まさに荘厳でした。 |
初参加も旧友に囲まれ楽しそう |
崩れそうな山道を順番に |
滝の左右の木々が紅葉していて見事な滝でした。ここでしばらく小休止。ここから渓谷に沿った山道を進むと杉、桜、楓、の林に包まれた「天照山神社」の社が見えて来て その裏山の紅葉の見事さは 青い空に紅葉が冴えて"凄い"の一語でした。
まず神殿で行程の安全を祈願して参拝し 神殿前で記念写真。(天照山神社は 昭和6年に建立、天照大神、猿田彦大神、大成大神、が祭ってあり毎年5月22日に例祭)
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天照山神社背後の紅葉 |
安全祈願後の全員での記念撮影 |
神社境内での昼食風景 |
さっそく前の広場のテーブルを借用して少し早めの昼食にしました。
思い思い持参の弁当と恒例のコーヒーを沸して一時間ぐらい談笑。
さて荷物も軽くなり いよいよ午後の出発です。
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杉林の中をジグザグの下り坂を進み 随所に危なっかしい丸太の橋が架かっており 重量制限もあるので一人一人順番に橋を渡って潅木の紅葉の山道を進み 所々開けた場所に出ると周囲の山が紅葉の真最中で 色鮮やかなコントラストが目に飛び込んで来て 晩秋の爽やかな空気と色彩で目を楽しませてくれました。 |
昼食周辺の紅葉 |
行程途中の楓の大木 |
休憩後の足取りも軽く午後の出発 |
腐りかけて落ちそうな丸木橋を一人一人 |
更に渓谷に沿って下って行くと 天照山神社入口の鳥居が見えて来て ここから道幅も広くなり(広河原林道)左右の木々は紅葉しており 道はゆるやかで 渓谷の水音を聞きながら友達との談笑も弾みました。 |
紅葉の山道を快調に |
後ろを振り返ると又違った風景 |
頭上を覆う紅葉の下、歩こう会幹事の二人 |
しばらく進むと舗装道路に出てここが「奥湯河原」のバス停です。この辺りの楓の巨木の紅葉が道を覆って 空の青さと対比して圧倒的な迫力ある美しさでした。
ここは奥湯河原温泉郷で 万葉の時代より万病に効くと評判の良質の温泉が湧く場所として知られており 多くの文人墨客が訪れて 多くの作品が残されており 偉大な文士達の足跡と歴史が残されている感じの町並みでした。 |
奥湯河原バス停付近の紅葉 その1 |
奥湯河原バス停付近の紅葉 その2 |
奥湯河原バス停付近の紅葉 その3 |
藤木川の清流を眺めつつ 車道の車を避けながら進むと右手に「五段の滝」 更に進んで左手の「不動の滝」を見物 そして栖風橋こごめ橋を渡ると静かな旅館やホテルの立ち並ぶ温泉街に出ます。
ここを抜けると「万葉公園」の入口です。
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廻りの山々 |
藤木川渓谷の紅葉 その1 |
藤木川渓谷の紅葉 その2
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藤木川渓谷の紅葉 その3 |
ここで我々グループも 先頭と景色に見とれて遅くなった最後尾との距離が大きく開いたので 公園入口のベンチで合流し そこで急遽反省会を開いて 次回の企画と実施日を決めて ここで万葉公園見物組と せっかく温泉町に来たのだから日帰り温泉を楽しむ組とに分かれて一応解散にしました。 |
今回は最初にバスで頂上まで上り そこから紅葉を見ながらルンルン気分で坂道を下りました。
山道も比較的よく整備されており15,000歩の割には楽な行程でした。お蔭さまで今回も全員無事故で終了出来ました。 |
万葉公園でのミーティング |
次回は今年最後の「歩こう会」。師走でみなさんお忙しいと思いますが、ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。
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