第21回歩こう会 歴史探訪 第2弾
石垣山(一夜城)〜小田原城への探索ハイキング報告
暑い夏を避けて 三ヶ月ぶりの「歩こう会」。今回はまた歴史探訪ハイキングです。戦国時代の「小田原の役」を実地検分しました。 (秀吉が一夜で築いたと言われる一夜城跡と小田原城)
今回も天候不順で一日延期、参加者は9名(新人1名)でした。
秀吉の本拠地として小田原城の向かいの山(笠懸山)に一夜で築いたと言われる城を築城しました。(ここを実地検分)
この城は、関東大震災で大半の石垣が崩れていますが 眼下に小田原市内・小田原城を一望できる絶好の場所です。
当日は終日好天に恵まれました。 小田急「入生田駅」前に定刻に集合し 国道一号線を渡って県立「地球博物館」のモダンな建物を横目に見つつ 鮎釣をやっている早川の流れを渡ってここから上り坂へ。
築城時の苦労を偲びつつ、二の丸跡広場の赤とんぼの飛び交う芝生で昼食。例によって、コーヒーを沸かしての談笑で疲れを休め 記念撮影を済まして本丸跡へ上り、天守閣跡から眼下に一望出来る小田原城を見つつ、当時の雰囲気を十分味わう事が出来ました。
ここでも記念写真を撮って下山へ。
入口近くでの「コスモス」畑を見物してから ミカン畑の中のゆるやかな下り道を「早川」に向かって快調なペースで下り、途中、小田原漁港の手前で珍風景に遭遇しました。 交差点の信号が電柱の上でなく、手の届く高さ2m程の所に設置されており異様な感じを受けました。(なぜこの様な高さに設置されているのかは 現地に行かないと理解出来ませんので お試しあれ)。
漁港で干物等のお土産を買って小田原城へ。
先ほど山の上から小さく見えた小田原城が 間近に迫ってくるとさすがに規模も大きく堀を巡らす石垣も高く立派な城と曲輪作り、本格的な平山城で、当時は大阪城の規模より大きく 何度か立て替えられていますが、現在は手入れも行き届いた国の「指定文化財」になっております。
今回の歴史探訪では、現地の見学と合せつつ、帰宅後、当時の歴史の資料等を読むと更に深く、戦の背景、地形の戦略、陣容、作戦、戦後の処理、等、大変興味深く歴史を見る事が出来ました。