社友会創設20周年を記念して「懐かしの名機20選 」のアンケートを先に

行われました第20回社友会総会にて行い(総会欠席者の方には郵送にて実施

しました)59通の回答(回収率39%)を頂きました。ご協力有難うございました。

その結果「懐かしの名機20選」は次のように決定しました。

なお、それぞれの機器に関する、開発・製造・販売のエピソードなどをお寄せ頂きたいと思います。

懐かしの名機20選
第1位

43票
 PANA2000

・昭和48年3月発売  価格100万

・電話回線開放に合わせて開発・発売された 

 普及型ファクシミリ。

・一般加入電話回線利用のFAXとして、民間

 市場から絶賛を浴びる。

・全松下に於ける昭和48年上期製品表彰に

 於いて、最優秀製品として社長金賞を受賞。

第2位

41票
 UF20S高速FAX

・昭和51年6月発売  価格275〜455万円

・世界に先駆けて20秒電送を実現し、秒速時台への幕開けを

 宣言した超高速ファクシミリ。

・高能率デジタル圧縮方式、高速モデムを採用し、送信専用、

 受信専用、送受信兼用の3タイプを持つ。

・全松下に於ける昭和52年上期製品表彰に於いて、

 社長特別金賞を受賞。

第3位

34票
 201−M型写真電送機

・昭和44年 開発・販売

・世界初の軽量小型、乾電池でも使用できる、

 ポータブルフォトFAX。

・従来型の201G型に比べ、大きさ、重量、消費電力とも

 約1/3で、報道界の写真ニュースに威力を発揮した。

第4位

33票
 パナファクス3000

・昭和50年11月発売  価格158万円

・汎用FAXの主力商品。

・2分電送のビジネスファクシミリとして、低価格も実現。

・創立30周年記念商品として積極的に拡販。

第5位

32票
 UF520高速GV対応FAX
 
・昭和55年1月発売  価格288〜388万円

・世界のどのFAXとも相互通信可能なマルチモード

 超高速20秒GVファクシミリ。

・国際ファクシミリゼーションへの対応を一段と確かなものとした。

・世界初の16ドット超高解像記録ができるモデルも開発。

第5位

32票
 105型全自動写真電送機

・昭和41年7月 開発・販売

・世界の先端をゆく全自動式写真電送受信機。

・米国AP通信社はじめ国内各通信社、新聞社に納入。

 報道機関における大幅な省力化を実現した。

第7位

31票
 UF920高速FAX

 ・昭和57年8月発売  価格148万円

 ・小型軽量の感熱式20秒GVファクシミリ。

 ・高性能、経済性が高く評価され、高速FAX市場拡大の牽引車となる。

 ・次世代ネットワーク(電電公社F網)機能にも対応。

第8位

30票
 501型新聞FAX

 ・昭和39年 開発・販売

 ・画期的なトランジスタモータを使い、国産初のギヤレス新聞FAXを開発。

 ・報道界に革新をもたらすFAXとして、内外から脚光を浴び、1号機を日刊工業新聞社に納入、

  新聞印刷システムを確立する。

 ・技術力・品質・信頼性などが高く評価され、大河内記念技術賞を受賞。

第9位

25票
 カラーフォトFAX

 ・昭和42年 開発・販売

 ・世界初のカラーフォトFAXをNHKと共同開発、カラーテレビのニュース速報用として大いに活躍。

 ・昭和43年のメキシコ五輪では世界初のカラー写真国際中継電送に成功。

第10

22票
 UF−B77高速FAX

 ・平成4年4月発売  価格79万円

 ・松下グループで共同開発したFAX専用レーザープリンタを搭載した、高画像普通紙6秒ファクシミリ。

第11位

18票
 LD−40気象FAX受信機

 ・昭和40年 開発・納入

 ・静電記録方式を採用した気象FAX。

 ・気象庁の精密な気象図配信に寄与する。

第12位

14票
 パナファクス1000

 ・昭和49年12月発売  価格60万円

 ・パナファクスシリーズ第2段、初の通電感熱記録方式を採用した3分、4分、6分機。

 ・これまでの事務用FAXの中で、最も小型、低価格を実現、FAX普及促進への足がかりをつける。

第12位

14票
 UF−B55高速FAX

 ・平成3年10月発売  価格40.8万円

 ・小型軽量の感熱6秒GVファクシミリ。

 ・6秒ネットワーク化を一段と推進することに貢献。

第14位

13票
 VF−4型電報FAX

 ・昭和38年 開発・納入

 ・公衆電報用FAXとして電電公社に納入、電信事業の合理化に大きく貢献。

第14位

13票
 証券会社向け場電システム

 昭和47年〜 開発・納入

 ・FAX/通話による全国投資情報システムとして、山一證券をはじめ各証券会社の顧客サービスに

  大きく貢献。

第14位

13票
 UB−1500、1800、1250電子黒板

 ・昭和60年5月発売

 ・大型密着イメージセンサーを使用した、初のフリースキャナー方式の採用により、大型で使いやすい

  電子黒板と反響を呼ぶ。

第14位

13票
 VF−7(SD/LD−01)型為替FAX

 ・昭和44年 開発・販売

 ・電電公社初のデータ通信システムの端末として採用され、全国地方銀行協会の各地銀も導入に

  乗り出す。

第18位

11票
 ジャンボFAX 通称NECO

 ・昭和44年 開発・販売

 ・FAX技術を応用し、印写側の大ドラムのインキ吹付けスプレ−ガンを制御し、紙、布金属板等へ、

  24〜72倍の拡大印刷ができ、デザイン、広告業界のニーズに応える。

第18位

11票
 UF−1000高速FAX(OAインターフェイス)

 ・昭和57年9月発売  価格 278〜318万円

 ・パソコン、ワープロ等のOA機器とのインターフェイスを持った、15秒高速感熱ファクシミリ。

第18位

11票
 UF−2高速FAX

 ・昭和59年11月発売  92万円

 ・B4判20秒感熱高速。

 ・“見えるFAX”の商品コンセプトで、初の世界同時発売。

第18位

11票
 UX2400パナメール

 ・昭和60年 開発・販売

 ・最大512ヵ所への同報が可能なFAX同報装置で、FAXネットワークの効率運営図る。

ホームへ