会員便り

癌は国民病、二人に一人が癌で死亡、
定期健診で早期発見・早期治療が肝心です

平成27年9月
山中 昇

 山中です(2008/5にPCCを退職)

 私は、船橋市に住んでいますが、今日、市の検診を受けてきました  採尿、採血、問診、血圧測定、足やお腹の触診です

  結果は9/09以降に聞きに行くのですが、健康指導も含めて、無料で対応してくれるので魅力です

 



 私は、昨年6/19に判明した末期膵臓癌の伴侶を抱えているのですが、私の周りで、次々と癌に関する情報が集まっています
*伴侶は、3か月の命と言われたのですが、手を尽くした結果、ひどくやせている以外は、健常者とあまり変わらない生活をしています

  2013/12 6つ上の先輩が肝臓がんで死亡
  2014/06 同級生が肝臓がんで死亡

 そのほかにも、元受講生の一人が肺がん、もう一人が卵巣がん、つい最近知ったのだが、後輩の奥さんが肺がん  同級生の一人が、20年前に大腸がん、会社の元同僚が甲状腺がん---

 その他、数えきれないくらいの訃報や入院の情報が入ってきています
今や、日本人の死亡原因の半数は癌だそうですが、早期発見、早期治療が大事なことは言うまでもありません


  昨年6/19、伴侶が、膵臓癌が原因の黄疸と診断されて入院するまでの経過を改めて振り返ってみました

そこからわかることは、病気の症状が出ていても、それが間接的な現れ方であれば発見が難しいという事実です

  3/31 手足や背中にかぶれのような赤い斑点がしばらく出ていたので皮膚科で診療
  4/15 別の皮膚科で診療
  5/12 肛門の周囲に真っ赤な斑点が出たために肛門科で診療
  6/12 泌尿器科で再診

  6/17 市の健康診断で、指定病院で血液検査受ける
  6/18 異常値のため、検査入院、膵臓癌が胆管を圧迫し黄疸と判明 
  6/19 入院治療ができる病院に搬送

 このように、入院する3か月前には、皮膚の異常という形で兆候は出ていたのですが、皮膚科や泌尿器科の立場で診断しても原因はわからずじまいであり、黄疸になってわかったのでした

黄疸と診断された科学的根拠は肝機能の異常値です
膵臓癌とわかったのは、黄疸の原因が癌ではないかと疑ってCTやエコー検査をしたからです

 皮膚科と泌尿器科で血液検査をしたかどうか判然としないが、ひょっとしたら、消化器と無関係の臓器にかかわる検査をしたのかもしれないし、仮に肝機能などを調べたとしても、その時点では数値が異常ではなかったのかもしれない

結論:
 @根本原因ではない科目の病院で調べても当てにならない

 A腫瘍マーカーも含めて身体の全体を示してくれる、きっちりした血液検査が必要だ
  (人間ドックではやってくれる)

 今後も、皆さんの健康管理と長寿に役立つような情報(実体験で得たものです)を投稿していきます


                                          以上
山中さんのブログはこちら

伴侶の膵臓がん闘病記です、国民病と言われるがんの実録ですので、多くの人にとって参考になると思います
 
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