会員便り

不思議な体験:森信之さんの思い出

平成27年6月
山中 昇

 2014/11/15から2015/02/27まで、89日間、高知県土佐清水市で、伴侶の末期すい臓がん治療に付き添った
滞在中、まったくの偶然だが、土佐清水出身のジョン万次郎(中濱万次郎)の記念館に行く機会があった

 海外営業部時代に世話になった森信之先輩が(松下電器から出向、2013年12月に肝臓がんで死亡)、
ジョン万次郎の業績を記念するNPO法人の事務局長をやっていたので、その場で、奥さんに電話した

奥さんから聞いたこと:
  @主人は、その仕事の関係で土佐清水にはたびたび訪れていた、
  A今日が命日で、親しい友人が来てくれている

なんという偶然だろうか、
 先輩が、彼岸から、私を土佐清水の地に、そして記念館に招きよせたしか思えない
この世には、人知を超えた何かがあることは間違いない

 闘病もそうだ、最先端技術の治療を受けたら、あとは祈るしかないのだ

 土佐清水は、足摺岬の基点で、多くのお遍路が歩いている
様々な人が、様々な悩みで旅に出ている
その人たちの、祈る姿は美しい

                                          以上

参考:森さんには、下記の期間にお世話になりました
1976/04〜1980/12 国内営業第5部(銀行、証券) UF-20Sを使った国際通信
1980/12〜1985/06 海外営業部 欧州向けOEM(電電公社、通信会社)、松下販社経由の販売
1985/07〜1990/06 英国松下出向
山中さんのブログはこちら

伴侶の膵臓がん闘病記です、国民病と言われるがんの実録ですので、多くの人にとって参考になると思います
 
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