会員便り

『同窓会in新見の庄』の報告

平成27年1月
                        石原賢治

 

 昨年(平成26年11月22日)に開催しました岡山工場における『同窓会in新見の庄』の報告をさせて頂きます。

 同窓会は、岡山県の北に位置します新見の庄(岡山県新見市)で稼働していました岡山工場のメンバーが集まり開催しました。

 工場は、旧松下電送株式会社において電子デバイス部品の製造工場として稼働しておりました。創業は、1982年(昭和57年)5月7日に始まり、昨年十月にお亡くなりました故元山本昭常務にご指導を頂ながらから閉鎖に至る1995年(平成7年)9月末までの13年間に渡りファクシミリの基幹部品の生産を主たる事業として稼働しておりました。
 生産を行っておりました製品は、@静電記録ヘッド、A密着型イメージセンサ、B光ディスク、C電子黒板等です。従事していました社員は、1991年以降事業見直しなどにより他拠点への移動が始まり、生産活動継続の努力のかいもなく前記しました平成7年9月末に閉鎖となりました。

 その間に生産活動に関わりましたメンバーの内48名(80名近い方々の検討を頂きました:添付しました集合写真が当日の参加メンバーです)に参加を頂き、『同窓会』として開催させて頂きました。
 東は、埼玉県から南は鹿児島県と遠方含めて各地から参加を頂きました。開催のきっかけは、工場に関わりました方の中で故山本常務を囲んでの有志の会(翁の会)がありました。その会のメンバーであります山田晃嗣様から工場メンバーによる地元の方の同窓会が開催され、その内容のブログ『兄さん、りくと母さんの普通な毎日』にて紹介されているとの情報をいただきました。

 翁の会のメンバーと投稿された情報などから当時をしのび、思いでに花をさかせながら次第に翁の会員を含めていつか皆で新見の庄にて同窓会を開催しようとの機運が盛り上がり、昨年夏に開催を決断し、ついに実現にこぎつけました。

  同窓会は、20数年の時を経ての再会に時間を惜しむように語り、それでもつくせぬ程の『とき』が経過しているのを各々が感じつつも限られた時間を惜しむように語りあいました。宴の会の為に準備いただきました料理の数々を味わう時間すら惜しみ、参加者と代わる代わる語り、互いに隔てた時を埋めるべく皆さんでした。
(かなりの席の料理が手つかずの状態でした、食べる時間を惜しんだ事の証でした)

 
   隔てた時があまりにも長く埋めるには時間が足りないとの思いも残しながら、時間のすぎるのも忘れがちに深夜まで楽しく過ごすことが出来ました。
語りつくせぬ思いもありながらも、ともに歩んだ新見の庄での活動を皆が礎にして今に至っていることをお互いに確認しあえたと感じました。それ故に、次回開催の要望もあり、日時の約束はないままに次回の再会を楽しみに宴を終えることが出来ました。

 今回参加されていない方からも次回の開催の要請が多くあるとお聞きしています、次回開催を楽しみにしばしのお別れです。ご参加を頂きました皆さん、また、残念ながら今回参加はかないませんでしたがご検討を頂きました皆さんに、加えて、同窓会開催のきっかけとなるブログの投稿を頂きました『りく君のお母さん(同窓化にも参加頂きました)』に感謝します。また、同窓会会場としてお世話になりました『グランドホテル みよしや』様にも御礼を申し上げます。

  旧岡山工場の現状の状況を写真として添付させて頂きます。工場の正門に繋がっていました道から撮影を行いました。写真中央当たりに正門がありました。右側に移っていますのが元の講堂。工場のありました敷地は、市の野球場施設等に変わっております。

 
   また、今回の同窓会の内容を新見市在住の真治さん(同窓会参加)に地元新聞社『備北民報』投稿を頂きました結果、掲載されましたのでその内容も合わせて添付いたします。
 

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