会員便り

ピースボート南半球世界一周の船旅の覚書
(2013年11月22日〜2014年3月6日)

平成26年10月
                        山中 昇

 

始めに

 1976年4月1日に松下電送機器株式会社に入社し、2008年5月30日にPCCを退職した山中です。
32年間お世話になりましたが、2008年7月1日から、別の会社で働きながら、自宅で個人事業主として働いております。

 昨年11月22日から今年3月6日にかけて、105日間、南半球世界1周の旅をしてきました。
そのときの感想をまとめた資料があります。

 第1章から第7章までありますので、毎回1章ずつ、計7回で紹介したいと思います。

 人生観が変わるほどの貴重な経験でした。 皆さんもチャレンジなさってはいかがでしょうか

   
  第1章<乗船について>
 

乗船した背景

 再就職先で5年4ヶ月が経過、直前まで担当した大きなプロジェクトが成功裏に終了して仕事の区切りがちょうどつき、新たな課題への挑戦の前に何か新機軸を実行したかった。

 乗船直前まで、会社と自分の仕事で月300時間のペースで働いており、休息をとるべき時期だった。
会社では社長の補佐役をやっているが、社長から気持ちよく了解を得ることができ、総務責任者に仕事の引継ぎもきっちりできた。

 60歳になり、人生の節目として、今までやらなかったことに挑戦したかった。 自分自身健康であり、親の介護などもなく、自由行動が取れた。

 寄港地17箇所の内16箇所がはじめての地であり、この機会を逃すと後悔すると思われた。
寄港地に個別に行くことはできるが、この船旅であれば一度に効率よく回ることができ、金銭面でも大きなメリットがあった。


乗船して良かったこと

 寄港地での見聞きもさることながら、船内での930人の乗客との出会いも満喫しており、毎日が驚きと感動の連続だ。様々な人から聞く経験談から学ぶことが多く、今後の人生設計に大きな影響を与えそうだ。

  連続して何かを継続するには最高の環境が与えられている。私は、ヨガとエアロビを続ける中で乗船前と比べて1ヶ月で体重が4キロ減り、便通もよく、健康を享受している。食事の量も3割くらい減ったように思う。

 乗船前には月に300時間のペースで仕事をしていたが、乗船してからは朝から晩まで仕事から離れて生活を楽しんでいる。「退職して仕事が無くなったらやることが無くて家庭内難民になったり、濡れ落ち葉で嫁に嫌がられたり、一日中退屈して暇をもてあましている」という状況とは無縁だ。仕事から離れても、困らずに充実した時間を過ごせるとわかったことは大きな収穫だ。このことは、仕事と遊びの切り替えができるということであり、3月6日に戻ったら、全力で仕事に打ち込める可能性も示していると思う。でも、今度は、時間配分を変え、個人の楽しみの時間を多くとりたい。

 通信事情が悪く、携帯もテレビもラジオもつながらない。インターネットはつながるが、陸上の30倍くらいの(遅い)スピードでしか通信できないので、メールのテキストの送り受けがやっとの状態であり、遅くて、ウエブページは開かない。しかもインターネット接続料金が高いとあって、ほとんど使えない(100分で3800円!)。

 週に一度張り出される新聞ダイジェストが唯一の情報手段だが、だからと言って、生活に支障は無い。だから、余計な情報に左右されずにものごとを本質的にじっくり考える暇はある。自分の人生の総括や将来設計をするには最適の環境と言えそうだ。
 船内で様々なセミナーがあり、日頃得られない知識を無料で吸収できる。

 
  ピースボート 地球一周の船旅 証明書
 

ピースボート 地球一周の船旅 証明書 <拡大>

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伴侶の膵臓がん闘病記です、国民病と言われるがんの実録ですので、多くの人にとって参考になると思います
 
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